ABCC

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【国際】「原爆の特別視」を懸念して被爆者の治療行わず 米は「被爆者支援の責任負わない」と記述…1950年代の米機密文書

 
 
1 :ククリφ ★ :2007/08/06(月) 08:29:17  

原爆投下後に広島、長崎に設置された米国の原爆傷害調査委員会(ABCC)をめぐり、
米政府が「原爆は特別な兵器ではない」との主張が揺らぐのを避ける意図で、
被爆者の治療をさせなかったことが50年代の米公文書で明らかになった。
原爆投下への謝罪と受け止められることも懸念し、
被爆者と他の戦災者を区別しない方針を固めていた。
米国は当時の冷戦下で、非人道的と非難されて原爆が使いにくくなるのを防ごうとしていた
とされ、研究者は「被爆者への対応も核戦略の中に位置づけられていた」とみている。
 
朝日新聞が米国立公文書館に対し、ABCCに関する複数の公文書の閲覧を請求した。
いずれも50年代に作成された当時は機密扱いで、
機密期間が過ぎた80年代以降に開示対象になった。
 
ABCCは被爆者を検査してデータを収集したが治療はせず、被爆者の間に批判があった。
50年代になって日本の報道機関も取り上げるようになっていた。
 
今回閲覧したうち、パーソンズ駐日公使が国務省北東アジア部にあてた文書(54年2月)には、
治療しない理由について「ABCCには日本での医療資格がない」ことなどを列挙。
さらに重要なこととして
「(治療すれば)被爆者に特別な意味があり、
 他の兵器の被害者とは異なるという見方を支持することになる」と説明した。
「原爆投下への謝罪と解釈されかねない」とも指摘した。
 
また、ロバートソン極東担当国務次官補にあてた文書(同年1月)の中で、
北東アジア部の担当者は米政府の公式見解として
被爆者支援の責任は負わないし、その他の爆撃による被害者と区別することはできない」
と述べている。(略)
ttp://www.asahi.com/international/update/0805/SEB200708050043.html

7 :名無しさん@八周年 :2007/08/06(月) 08:44:49  
非人道的だって自覚があっただけでも大したもんだ。(白人的な意味で)
 
8 :名無しさん@八周年 :2007/08/06(月) 08:49:33  
世界にはこのような考え方がスタンダードなのだと、
自分の利益にならない同情は自分を追い込むだけなのだと。
 
15 :名無しさん@八周年 :2007/08/06(月) 11:07:21  
>>1 それでいて、原爆症の治療に関する医療ノウハウは無償提供すると。
何か間違ってないだろうか?
 
17 :名無しさん@八周年 :2007/08/06(月) 15:01:34  
>その他の爆撃による被害者と区別することはできない
 
これはもっともだと思うんだが。
そりゃそうと、本当に「被害者」なんていう単語使ったのかねえ、この文書。
 
18 :名無しさん@八周年 :2007/08/06(月) 15:17:41  
こんな徹底している米国と戦って勝てるわけ無いな。
 
19 :名無しさん@八周年 :2007/08/06(月) 15:35:07  
芝田進午・広島大学名誉教授の毎日新聞(1994年9月6日)への寄稿文の一部

広島・長崎への原爆攻撃の目的は何だったのか。
一つには戦後世界でのアメリカの覇権確立であり、
二つには『原爆の効果』を知るための無数の人間への『人体実験』だった。
だからこそ、占領後に米軍が行ったことは、第一に、原爆の惨状についての報道を禁止し、
『人体実験』についての情報を独占することだった。
第二に、史上前例のない火傷、放射能障害の治療方法を必死に工夫していた広島・長崎の
医者たちに治療方法の発表と交流を禁止するとともに、死没被爆者のケロイドの皮膚や臓器や
生存被爆者の血液やカルテを没収することだった。
第三に、日本政府をして国際赤十字からの医薬品の支援申し出を拒否させることだった。
たしかに、『実験動物』を治療するのでは『実験』にならない。
そこで米軍は全力を尽くして被爆治療を妨害したのである。
第4に、被爆者を『治療』せず『実験動物』のように観察する
ABCC(原爆障害調査委員会と訳された米軍施設)を広島・長崎に設置することであった。
加害者が被害者を観察するというその目的自体が被爆者への人権蹂躙ではなかったか
ttp://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc700.html

25 :名無しさん@八周年 :2007/08/06(月) 23:41:29  
長崎以降使用されていないことからも、どんだけむごたらしい兵器なのか分かる気がする
 
26 :名無しさん@八周年 :2007/08/07(火) 00:07:13  
お前らよく覚えておけ
何世代もかかって培われた民族のDNAは一朝一夕には変わらない。
 
異人種を人ではなく、モノとして扱ってきた奴らが
そのことに対する謝罪もせずに声高に人権を訴え、他国に干渉する。
 
「原爆は特別な兵器ではない」と投下した国が
謝罪もせず、正当化しながら他国の核開発に対して武力をもって干渉する。
 
「お互い様」「お蔭様」は日本人の特殊な感性。
奴らの感性は自己の利益のみを中心としている。  修辞に惑わされず、歴史から読み取れ。
 
28 :名無しさん@八周年 :2007/08/07(火) 00:25:49  
>>25 長崎は福岡の“謝爆”だよん。
東洋一のカトリック教会を直撃して神父と1万人近いクリスチャンを氏なせた。
アメリカはカトリックを通して謝ってる。 「洗礼を受けた兄弟姉妹を頃した」事についてねw
 
34 :名無しさん@八周年 :2007/08/07(火) 03:06:02  
アメリカ人と話すと、放射線の人体への影響についてあまりにも無知でビビる。
ウラン鉱で作業する人、原発周辺地域住民あたりでもマジでわかってないし政府も教えない。
あと原爆は軍事施設「だけ」を狙って落とされた、と教えられて
老若男女問わず大量虐殺されたことも知らない人は結構いた。
たまにそういう人が原爆資料館行ってすごいショックを受けたりしている。
 
ちなみに広島にあるABCCの現所長は、当時治療しなかったことに関して
「患者も身近な医者にみてもらったほうが安心でしょう」
とかいうかなり苦しい言い訳をしていた。