ワンマン経営

10/25

企業統治赤福白い恋人比内鶏ミートホープ 同族・ワンマン経営で広がる経営の歪み

 
 
1 :昼行燈φ ★ :2007/10/24(水) 19:49:49

食品偽装 法令順守置き去り
地方の名産食品に消費・賞味期限や肉の種類などの表示偽装が頻発している問題で、
老舗和菓子メーカー「赤福」(三重県伊勢市)と
食品加工・製造会社「比内鶏」(秋田県大館市)は22日、それぞれ記者会見した。
 
牛肉ミンチの「ミートホープ」やチョコレート菓子の「白い恋人」などに続く
食品メーカーの不祥事。
いずれも、十分な生産体制やコンプライアンス(法令順守)精神を置き去りにして
業容拡大を図った同族、ワンマン経営という共通点がある。
  
赤福餅」の売れ残り商品の消費期限を改ざんしていた赤福三重県伊勢市)の
浜田典保社長は22日、三重県内で記者会見し、社内調査の結果を明らかにした。 浜田社長は
「たった一つの商品だけをこの300年作ってきた。
 その誇りとプライドを持ち、過去のすべてを否定することができなかった」と述べ、
創業300年という老舗の看板に頼り、同族経営の中で自浄能力が欠如していたことをうかがわせた。
調査にあたっている農林水産省は、製造年月日を偽ったのは、販売地域が名古屋や大阪方面へ
拡大し、製造が間に合わず「欠品」となることを避けるためだったと見ている。
記者会見では、改ざんの経緯について中村勇取締役が
「長年の習慣で行われていた。
 やめなさい、という指示は出したが、社長には報告していなかった」と話し、
顔を赤くしてうつむく場面もあった。
 
今回発覚した不祥事の背景には、典型的な「同族企業」で、不正行為をただす
現場からの声がトップに伝わりにくい企業体質となっていたことがあるとの指摘も出ている。
赤福は1707年に創業、伊勢神宮とともに伊勢土産として発展した。
トップは歴代、創業家の浜田一族が務め、現在の浜田社長は11代目。
役員も親族がほとんどを占める。 浜田社長は
「できるだけオープンな経営をしていきたいと思ってきたが、
 結果的には、なかなか報告が届かなかったことは事実」と認めたものの、
自ら辞任するかどうかについては明言しなかった。
 
白い恋人」の石屋製菓(札幌市)は石水幸安氏(故人)が1947年に創業。
76年に発売を開始したチョコレート菓子「白い恋人」が大ヒットし、現在は年間2億枚を販売する。
賞味期限の改ざんについて、石水勲前社長は今年8月の記者会見で
「半年や1年は品質が変わらない」と述べ、品質管理に対する認識の甘さを露呈した。
同社は同月23日に社長が交代するまで、取締役5人のうち4人を石水家の親族が占める
同族経営を続けてきた。  石水勲前社長は別の記者会見で
「事業が順風満帆に進みすぎた。  増長していたのかも知れない」と語っている。
 
比内鶏」は、特産の「比内地鶏」を偽装した薫製加工品を製造していた。
この問題では、元役員が
「藤原誠一社長に再三、偽装をやめるように進言したが、聞き入れられなかった」と話しており、
トップの独走を止められなかった実態が浮上している。
ミートホープ」(北海道苫小牧市)も田中稔社長が始めた会社でワンマン経営と、
トップダウン型の企業。
食品表示偽装の問題に詳しい沖谷明紘・日本獣医生命科学大学名誉教授は
「社長自身に順法精神がないと、決定的な事態になりやすい」と指摘している。
(2007年10月23日 読売新聞)

記者注:こちらの記事も参照ください。

石屋製菓」賞味期限改ざん 石水勲前社長が胸中を吐露 後編 
 
内部告発した人間は、一遍に問題を出せばいいのに、小出しにするみたいな癖がある。
私は内部告発が悪いことだとは思っていないが、内部告発をする前の段階で、
上司などに相談し、いくら言っても変わらないというならわかるが、そういうことは一切なかった。
内部告発者は)愉快犯的なところがあり、記者が来ると面白くて仕方がない。
火事場の火付けマンみたいな感じがあった。
ttp://www.bnn-s.com/news/07/10/071004110857.html

6 :名刺は切らしておりまして :2007/10/24(水) 19:53:41  
統計的に見れば同族の方がまともな経営をしている
子にクズみたいな会社を渡したいと思う親はいない
たった4つを持ってきて同族はクズって結論を出す奴は中卒か詐欺師
 
10 :名刺は切らしておりまして :2007/10/24(水) 19:56:47  
単にペナルティが軽すぎるだけだろ。  罰金100億円とすれば瞬時になくなる。
 
11 :名刺は切らしておりまして :2007/10/24(水) 20:00:59  
もともと腐敗する生鮮食料品に、電気機械と同様の品質期限を保証するのがムリ。
各家庭でも保管条件も多種多様でしょ。
 
同族企業批判の件については>>6 に大方賛成
 
19 :名刺は切らしておりまして :2007/10/24(水) 20:13:39  
こういう奴経営者でなくてもどこでもあるよね〜
共通するのは専門家の意見に謙虚に耳をかさないところ。
 
21 :名刺は切らしておりまして :2007/10/24(水) 20:16:42  
>>11はバカだね  品質保証期限は保証できるように自分で決めればよいこと。
そんなこともわからんのかな?
 
22 :名刺は切らしておりまして :2007/10/24(水) 20:23:13  
  534 :名無しさん@八周年:2007/10/24(水) 19:04:28   
  ◎ 赤福会長  濱田益嗣(はまだ・ますたね)氏    〔年 収〕 1億2000万
  ◎ 赤福社長  濱田典保(はまだ・のりやす)氏    〔年 収〕 1億9000万
 
24 :名刺は切らしておりまして :2007/10/24(水) 20:38:40  
赤福って、「返品可」で流通してるんだよな?
生菓子でそんな事が普通出来るわけがない。←流通に明るい人なら誰でもわかると思うけど。
 
要は、「返品可を条件に、値下げ禁止を強要している恐れがある」
ってところが最大のポイントだろ?  つまり独禁法違反。
 
売店にすりゃ、商品廃棄リスクが無い程有難い事はないから、
どんどん品切れさせずに商品を置ける。
でももし返品不可だったら、販売許容期限が近付けば、値下げするよ普通。
そうさせない戦略が、返品可→再利用。
 
もっとそこ突っつけよ、と思う。  いわゆる「銘店」系のとこ、同じようなの沢山あるから。
 
25 :名刺は切らしておりまして :2007/10/24(水) 20:41:30  
同族会社から一族を追い出して乗っ取るのがサラリーマンの醍醐味
 
26 :名刺は切らしておりまして :2007/10/24(水) 20:44:36  
富裕層で一番多いのは同族中小会社経営ファミリーだろうな。
同族とくれば税務署が頑張らなければ社会の不信感は爆発するはずだ。
 
27 :名刺は切らしておりまして :2007/10/24(水) 20:46:58  
>>21 釣られてやろう
まず、日本の食品業界のメーカーは知名度は高いが、資本では中小零細クラスだ
自社で間違いなく品質を保証できる日数をつけた場合でも、
大資本の大手スーパー・コンビニ等の資材購買担当者・品質管理担当者から
品質保証期限の変更依頼があるんだよ。
もちろん、のばさなければ買えないってね。
 
あ、ついで言うと、JAS法表示基準で賞味期限をつけなくてもいい食品にも
ムリヤリつけてねって依頼もあるんだよ。
 
原因は
購入側担当者の勉強不足なのか、
マニュアル以外のことが自身で判断できない人が増加したのか、
アメリカのようにゴネ得のDQN対策しすぎか。
 
とりあえず、君は食品業界の人じゃなさそうだね。 
社会人なら簡単にバカとか言わないほうがいいよ。
 
31 :名刺は切らしておりまして :2007/10/24(水) 21:02:07  
同族の場合、オーナー一族が腐敗すると歯止めを利かせにくくなる、という印象はある。
王政と同じで、英邁な君主ならいいけど。
 
32 :名刺は切らしておりまして :2007/10/24(水) 21:04:54  
>>6 家族経営レベルだと同族の方がうまくいきやすいかもね。
その代わり喧嘩すると収拾が付かないが。
 
36 :名刺は切らしておりまして :2007/10/24(水) 21:17:37  
意外な事に、この手の規模の同族企業体の腐敗ってのは、
上層部の同族要因とは別のファクターの影響が大きいケースが結構ある。
 
創業者と縁のある番頭クラスに経理・管理業務を丸投げしている所とかがそう。
 
48 :名刺は切らしておりまして :2007/10/24(水) 22:09:39  
パロマも入れておけよ
 
52 :名刺は切らしておりまして :2007/10/24(水) 22:24:45  
>ワンワンマン経営で広がる経営の歪み
一瞬、読売グループかと思った
 
57 :名刺は切らしておりまして :2007/10/24(水) 23:59:50  
また、文春と新潮は赤福記事のせてないのね。
カラー見開き広告載せてくれてるスポンサーだから?
 
58 :名刺は切らしておりまして :2007/10/25(木) 01:01:09  
スポンサーの悪口は記事に出来ない。 これマスコミの常識。
 
65 :名刺は切らしておりまして :2007/10/25(木) 02:36:25  
同族・ワンマン経営者の会社で働く従業員の目は常に内向き。
行動原理は、顧客満足でも社会貢献でもなく「社長の顔色」だけだ。
社長に怒られなければ、クレームだって平気で握り潰す。
客に怒鳴られるより、社長に怒鳴られる方が百万倍おっかないからな。