宝
【社会】「華厳経」全60巻中、唯一不明だった"巻14"を発見 慶応義塾図書館で
1 : よろづ屋φ ★ :2007/01/27(土) 00:58:46
奈良時代の女帝、称徳天皇が768年に書写させたものとして、奈良・正倉院に納められている
「華厳経」(60巻本)のうち、1巻だけ欠けていた巻14が、
東京・三田の慶応義塾図書館で見つかった。
JR東京駅前の丸善・丸の内本店4階ギャラリーで31日まで展示されている。
文豪、幸田露伴(1867〜1947年)の弟で、慶大教授だった幸田成友(日本史)が
慶応義塾図書館に寄贈したものだった。
一方、正倉院の「華厳経」は、東大寺尊勝院の経蔵に伝わっており、
明治になって皇室に献納された。 展示会は入場無料。(抜粋)
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20070126i517.htm
3 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 00:59:43
すげえええ
7 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:00:39
こういうのがなぜ見つからずに放置されていたのか、すげー気になる。
9 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:01:10
キリスト教徒の俺としては深いなニュースやな。
11 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:01:45
これで全巻そろった? 全巻読んだ僧なんて、僧いないだろう。
14 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:02:23
>>11 僧か?
15 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:02:34
>>11 僧だね。
19 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:04:00
まだ日の目を見ず眠ってる国宝級の宝ってあるんだな。 映画や漫画の中の話だけだと思ってた。
20 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:04:28
>>9 一方、慶應図書館にはグーテンベルク聖書もあるのだった。
21 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:04:39
古事記以前の歴史書とか出てこないかな。
28 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:07:10
図書館から本が見つかるなんて不思議なもんだよな。
ああいうところの本はみんな目録があるもんだと思ってたよ。
どっかの誰かが貴重な本だと気づかずに一山いくらで売っ払ったんだろうな。
そいつをまた、図書館が適当に積んどいたんだろ。
32 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:08:55
60巻がすべて揃うと何かが起きるな。
33 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:09:03
数千年後にこち亀全巻揃うニュースとかあるんだろうな・・・・
41 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:13:28
つーか大学の図書館にあった時点でなんでわかってなかったんだよ。
他にも似たような写経があるから正倉院の物とはわからなかっただけ? 今後は正倉院に戻るの?
43 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:14:17
>>21 奈良県主要地の土を穿り返せよ。w
建築現場の基礎工事で 「・・・!」 「!?」・・・・・・・・(・・)
「無かったことに仕様」ルールがまかり通る。
47 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:22:27
>慶大教授だった幸田成友(日本史)が慶応義塾図書館に寄贈したものだった。
【疑問①】なんで幸田露伴の弟が、こんな貴重な本を持っていたの?
>正倉院の「華厳経」は、東大寺尊勝院の経蔵に伝わっており、明治になって皇室に献納された。
【疑問②】不完全な華厳経を献上したのか?
48 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:23:17
>>41 たぶん僧。
14巻だけどっか行ってるってのは判ってたけど、数多ある写経の中でも、
これが正倉院所蔵分の欠落してる14巻って確証を得ていなかった。
で、調査したら、「多分これが僧だ」と。
正倉院に戻すかどうかは宮内庁と慶応大の間で話するんじゃね?
49 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:24:01
グーテンベルグ聖書は丸善が買って寄付したんだが、丸善はどこから幾らで買ったんだ?
(丸善の創業者は福沢諭吉の弟子だったので慶應行きになったんだろうが)
52 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:26:39
>>28 どこの大学でもそうなんだけれど、ものすごく古い本は検索システムへの登録も
後回しになるし、手違いでカード目録からも漏れてたりする。
他の大学図書館と比較して、特別慶応が蔵書をいい加減にしていたわけでもないと思うよ。
59 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:31:18
>>47 幸田成友は当時有数の学者。 露伴の兄弟って全員すごいんだよ。
(弟が学者と探検家、二人の妹が日本の女性では初のバイオリンとピアノのプロ)
67 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:34:26
慶応図書館
天理図書館
国会図書館 の3つに集約させちまえよ貴重な蔵書の類は全部
68 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:35:15
大学の図書館なめたらいかんて。
普通の建物で言ったら、十数階建てのビルのスペースにびっしり本が詰まってるようなもんだぞ。
そしてそれらのほとんどがパソコンどころか、
手書きのカード程度の管理システムすらなかった時代から延々とそこにあるんだぜ。
そんなもんの全体像なんて把握できるわけねえっての…
そもそも古い蔵書のコーナーなんて、人が行き来することすら滅多にない。
死体の2,3個埋まっててもおどろかねえよ、俺は。
74 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:38:33
>>67 静嘉堂文庫もよろしく
77 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:39:58
東大の図書館はまだ未整理のものが沢山あるらしい 前も何か価値のあるものが出てきたらしい
そもそも古い書物なんかは物自体がなんなのか分からんものが沢山あったりするから大変だって
かといって一般人に公開するわけにも行かない
78 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:40:10
>>67 天理は布教活動のついでに集めたものがえらいことになってるからな…
あそこの博物館とか、入場料400円でこんな見れていいのかよって思ったよ。
79 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:40:51
去年の正倉院展に華厳経の写経展示してあったけど、
ものすごく綺麗に歪みなくまっすぐ写経されていてほんと芸術的だった
83 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:44:42
>>77 そりゃあんたさw 引き継いだのが江戸幕府からだもの。
東大だけのもんじゃないからね。 あそこには何が眠ってるのか、探検隊が必要だぞ。
97 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:48:46
>>78 参考館の事かね 確かに。
まあ元々個人蔵書や趣味で蒐集していたものを一般向けに解放しだしたのが始まりだから
そこらへんは結構アバウトなんだろう。 維持費は教会本部から出てるだろうし
ていうか去年秋に久々に行ってみたらメチャクチャ綺麗に改装されていてびっくらこいた
100 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 01:52:47
前神保町の本屋で芭蕉の書物が普通においてあったりするし
122 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 02:08:21
巻14だけ不明だったって………正倉院から盗んだの?(´・ω・`)
124 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 02:10:22
>>122
・元々この華厳経は東大寺尊勝院蔵だった
・明治になって皇室に献納され、正倉院に納められた
・その前になぜか14巻だけ紛失していた
・それが今回慶応の図書館から発見された
128 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 02:11:31
しかし1200年前のものが60巻全部揃うってなあ奇跡だな
中国みたいに易姓革命やってたら絶対無理だった
162 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 02:44:24
慶応の図書館って明六雑誌とかが普通に置いてあるらしいな。
カネにものいわせて貴重な書物をバンバン買い集めて、ひところ顰蹙買ったりしてたような。
171 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 02:53:20
まぁ法隆寺の貝多羅葉みたいなのは日本の面目躍如ってところなんですかね。
あんなのは本当は使い捨てというか、古くなったら新しく作るのが普通なのに、
天竺からの請来でござる、ということで大事に大事に保存しておいたら
世界最古の貝葉資料になってしまった。
195 :名無しさん@七周年:2007/01/27(土) 07:26:59
1239年目のコンプリート達成オメ