【口封じ?】「余りにひどいじゃないですか」 調活費不正流用問題を告発した元高検部長の三井環被告、途中退廷…大阪高その2

 
117 :名無しさん@七周年:2007/01/16(火) 09:04:20  
判決によると、
 
三井被告は01年6〜7月、検察官の職務に関連していると認識しながら、
暴力団組員(44)=贈賄罪で懲役5カ月の実刑確定=から大阪、神戸両市内の
クラブやホテルなどで5回にわたり、計約22万円相当の飲食などの接待を受けた
 
ほか、
 
元組員から頼まれ、別の組員の前科調書を部下に命じて入手するなどした。
以上ttp://www.asahi.com/national/update/0115/OSK200701150012.html
 
なんというショボい被疑事実だろうか。
要は1.ヤーさんと何回か会食した 2.自分の仕事に関係のない前科調書を盗み見た
ってだけ。
 
刑事司法の関係者ならヤーさんとの付き合いくらい出来るわけで、
そんなことまで刑事罰で制限すべきなのか? 
無関係情報の盗み見なんて、全国の市役所で住基ネット悪用していくらでも行われてるんだけどね。
女性タレント等の有名人ならまず間違いなくやられてるよ。
 
125 :名無しさん@七周年:2007/01/16(火) 13:13:23  
三井の口を完全に封じることは出来なかったが他の職員への見せしめにはなったよな。
 
128 :名無しさん@七周年:2007/01/16(火) 13:33:39  
>>113 が知ったかぶりしてるから調べてみたら面白い。
「会社がなぜ消滅したか」 山一証券役員たちの背信 読売新聞社会部
裏面に傑作ドキュメントとあるが、立派な業績残してますね。
 
同書p72のCB事件のところに田中森一は登場する。
バブル時代を迎えた1987年1月16日。 あれあれライブドアも1月16日。
驚くべきことに20年前と現在は舞台装置が同じなのだ。
東京だけの土地が急上昇した。
株で財を成したと囃される人がいた。
Mはミサイル受注に成功した。(85)
CBとMSCB。 雑誌「商事法務」を理解できなければ意味が分からない。
田中はこれを突破口に防衛産業と政界の癒着を暴きたかった。
 
「あの時に事件をやっていれば、政界や官僚を巻き込んだ大疑獄事件に発展しただろう。
 残念でならんよ。(97年の)一連の金融不祥事もなかったかもしれないな。
 俺は検察というものに疑問を抱き始め、気力も萎えていった」
 
なんと検察のバブルの教訓はこんなところから導かれていた。 田中への鎮魂歌。
もう一つは893策だね。 こっちは日経の黒い霧。
  
129 :名無しさん@七周年:2007/01/16(火) 13:35:27  
あと、不正流用についてテレビで顔出しで喋ってた書記官だかの若い職員が
その後、ハレンチ行為を大々的にテレビで晒されて潰されたね。 あれも何か臭いと思わないか?
 
130 :名無しさん@七周年:2007/01/16(火) 13:41:55  
続き 
他にも面白いところがある。 CB事件決着つけた商事法務の論文の要旨。
論文は全体を把握しなければ全く意味がないことが前提である。
 
「企業は私的存在であり、企業全般にわたって社会的公的性格があるとは言えない。
 企業経営の私的な枠組みの奥の奥まで捜査機関が入って、その正常化を図るということが
 企業経営にとって健全なことではなく、刑罰の抑止力の限界とともに、
 国家機関の私的存在に対する関与の限界も常に考えるべきだ。」
 
字面だけよめば「ライブドア事件」の反対であることは容易に理解できる。
社会に宗教的基盤がないために日本は論理的思考が身に付かない。
必要とあればいかなる結論も導くことができる論理技術。
日本社会は一罰百戒が有効であり欧米化は不可能とする、宮台先生の結論となった。
日興粉飾事件は上の論理である。 まあ一度片づいた不良債権をほじくれないのだろう。
 
それと>>109で指摘があるが「ヤメ検」も根深い問題だ。
私は上の論文を書いた人をtvで見ると、この本を想い出す。
 
139 :名無しさん@七周年:2007/01/16(火) 14:41:21  
>>129 もちろん思ったよ。
「検察の裏金やカラ出張などを指摘する人は、ご覧のように胡散臭い存在です」
と大衆に涙ぐましくアピールすべく、上の命令で必死に元事務官に張りついていた
連中がいると直感したな。 検察のイメージ戦略だろうね。
 
あと、領収書偽造を勇気を持って告白した元副検事の身の上にも
なにごとも起こらなければいいがと念じていた。
 
いずれにしても、「検察の裏金」が明らかになった時点で、「やはり」という気持ちと、
「検察よお前もか」という気持ちが同時に去来した。
検察は最後の砦として信頼し、憧れていた時期もあったからね。
もちろんすべての検察官が悪いのではなく、
一部の特権階級とでもいうべき連中が悪さをしているわけだが。
 
検察内部での権力闘争、あるいは政治権力との癒着は新しい問題ではない。
さすがに造船疑獄のときのような指揮権発動といった露骨な手段はとれないが、
形を変えて依然として政治権力は検察権の行使に影響を及ぼしている。
 
国家を人体に例えるならば、検察はいわば外科医である。
国家の病巣を探り、切除することによって回復するのである。
有能な若き外科医が病巣を発見し、手術しようとしても、外科部長、院長はたまた医師会などから
「そこは切っちゃいかん」といった横やりが入るのである。
斯くして病巣は放置されるに至る。
そういったお歴々のお住まいはと言えば、なんと癌細胞であったというお話。
 
140 :age:2007/01/16(火) 14:59:03  
>>139 >造船疑獄のときのような指揮権発動
これって40年くらいしてから検察側が望んだことだったていうのがわかったんじゃないの?
 
141 :名無しさん@七周年:2007/01/16(火) 15:31:12  
>>140 そういった説も確かにあった。
勇んで捜査に臨んだものの、実は筋が悪く、公判維持ができるかどうか検察は不安になったが、
今更捜査中止ではまずいと。
そこで与党に指揮権発動するよう働きかけ、与党は渡りに舟とばかりに法務大臣に指揮権発動させたと。
 
普通に言われているのはその逆だけど、証拠を引っ張ってくるわけにもいくまいから、
正直なところどちらとも断言しがたいな。
ただ、検察はこんな無茶なと思えるような起訴でも平気でしているところを見ると、
検察が泣きついて指揮権発動させたという説にも説得力はあるんだよね。
 
冤罪事件なんかにも興味があって、裁判記録とか見ていると、
「ええーっ! 今頃こんなところでこんな証拠物が? これってでっちあげじゃないの?」
みたいな場面にけっこう出くわすんだなw
警察限りならわからないでもないが、なんで検察がこんなのを鵜呑みに?というのもあるんだよね。
 
144 :名無しさん@七周年:2007/01/16(火) 17:13:47  
裁判所・裁判官は中立公正であるはずだが、唯一の例外として自分自身には激甘。
所詮公務員ってことです。
 
147 :名無しさん@七周年:2007/01/16(火) 17:38:49  
出る杭は打たれる
 
ライブドア粉飾疑惑額 15.8億円
⇒社長逮捕・上場廃止
⇒検察「数十億もの巨額を堀江社長が知らないはずがない! タイホだ!」
 
◆日興コーディアル粉飾疑惑額 140億円
⇒訂正勧告・課徴金ちょびっと
⇒検察「140億なら訂正と罰金でOK」
 
nec子会社粉飾「確定」額 363億円
⇒会社おとがめなし
⇒検察「363億程度なら一社員の行為。 会社はむしろ被害者」
 
ミサワホーム 5年にわたり数十億円
⇒いまのところお咎めなし
 
153 :名無しさん@七周年:2007/01/16(火) 18:21:17  
>>147 ワロタw
ようはお年寄り経営者みたいにきちんと政治献金して天下りのポストを用意しろって事だな
 
154 :名無しさん@七周年:2007/01/16(火) 18:49:07  
>>117
>元暴力団組員(44)=贈賄罪で懲役5カ月の実刑確定=から大阪、神戸両市内の
>クラブやホテルなどで5回にわたり、計約22万円相当の飲食などの接待を受けた
 
この 22 万円の金額も嘘臭い金額なんだよね。
 
22 万円の内訳は、相手の元暴力団組員が経営する高級スナックでの飲み代と
デリヘル代金だというのだから。
まともに帳簿に記録されるような代金じゃないんだよね。
しかも相手をしたとされるデリヘル嬢は中国人で、
既に死んでいたんだから反証なんてできないんだよね。
 
しかも環さんは重度の糖尿病だったんだ。
本人の口からは言えないだろうが、自分の一物が勃起しないとも思えるんだよね。
元々あんな年の環さんが二回のデリヘル代金や場末のスナックでの飲食接待程度で
ヤクザへ裏情報を流すと考えるほうが変なんだけれど。
 
裁判官というのは、この程度でさえ自分の頭で考えようとはしない人種らしいわ。
 
172 :名無しさん@七周年:2007/01/16(火) 21:20:17  
検察はどうか知らないけど、警察なら情報を得るためにヤクザと付き合うってのは
仕事の一部と言っていいぐらい当たり前にやってるようじゃないか。
にもかかわらず、その事実をもって逮捕するって言うんだから先に逮捕ありきなんだよね。
 
173 :age:2007/01/16(火) 21:31:05  
マル激トーク・オン・ディマンド 第203回(2005年02月18日)
三井環裁判の判決から見えてくるもの
ttp://www.videonews.com/on-demand/201210/000307.php
 
174 :名無しさん@七周年:2007/01/16(火) 21:55:29  
>>105 >定年まで勤め上げて 高いポストに登らなければいい転職先はない。
 
建前論だが、所謂天下りってのは戦前の有罪判例が今も生きているので
裁判官なんかが辞めて公証人等になっちゃうのも本来違法行為のはずなんだよな
 
187 :名無しさん@七周年:2007/01/17(水) 03:15:25  
>>105 
>一般民事・刑事事件をやっていた者は裁判所内での地位だけが売りだから、
>定年まで勤め上げて高いポストに登らなければいい転職先はない。
 
大半の奴はそんな「大局的」なことは考えてないよ。
俸給と席順が同期より少しでも上になることだけを願っている。
 
188 :名無しさん@七周年:2007/01/17(水) 03:23:02  
日本の検察制度というのは検察が不正をしない前提で出来ているからね。
でも皆さんご承知の通り、「こういう世の中」なんだから
検察官だけが聖人君子であろう筈がないという事は自明だよね。
制度的にどうにかせんとならんと思う。
 
194 :名無しさん@七周年:2007/01/17(水) 09:17:53  
マスコミや世論が「告発者に対する検察の口封じ」なんていう
わかりやすい筋書きを描きたくなる気持ちはよく分かる。
しかし、この事件の実態は全く逆で,実際のところは、任意捜査が進んで
いよいよ逮捕が迫っていることを悟った三井が、調活費問題を持ち出して
自分の犯罪をもみ消そうとしたというもの(当時、裏金問題は他の省庁ですでに問題となっており、
検察幹部は三井の暴露以前から戦々恐々としていた)。
つまり、マスコミや世論の筋書きとは順序が逆なんだ。
口封じをしようとしたのは検察ではなく、むしろ三井。
 
もっとも、調活費問題は、検察内部の人間なら誰でも知っているとおり、
昔から伝統的に行われてもので、検察もでかい顔ができないのは確か。
このことがこの事件を極めて複雑なものにした。
今回の判決は、おおむね実態をとらえている判断だと思います。
 
195 :名無しさん@七周年:2007/01/17(水) 09:43:27  
>>194 適当にでたらめ書くなよ。
三井氏がローカル紙の社長を使って加納を裏金で告発したのが発端だよ。
その後、バックに三井氏がいることがばれ、検察はあの手この手で告発を思いとどめるよう工作した。
三井氏がザ・スクープで裏金を実名告発することを知り、慌てて逮捕したというのが真相。
まあ、内偵もしていたんだろう。
しかし、目一杯頑張っても、どうしようもないほどしょぼい容疑しか出てこなかったので、
トップからハッパを掛けられて収賄なんかを追加したんだよ。
大体、考えてもみろ。 登録免許税の減免申請用紙をもらったというのが「詐欺」だぞ。
こんなもの、現職の検事を逮捕するような事案ではない。
現職の検事の逮捕というのは検察の信用の失墜にも繋がる。
つまり、そういったリスクを犯しても、三井氏を逮捕することによって、
「三井氏はこういった悪徳検事だから、こいつのいうことは信用できない」
といったようにマスコミを使って喧伝できるので、検察の裏金問題の顕在化を防ぐには
そっちの方がよいと原田君達は判断したんだよ。。
 
198 :名無しさん@七周年:2007/01/17(水) 10:01:05  
  100 :名無しさん@七周年:2007/01/16(火) 06:35:46  
  一番怖いのは三井への接待として三井の相手をしたとされているヘルス嬢が
  変死してることだな。
  殺人までやっちゃってたら裏金どころの騒ぎじゃないだろ。
 
200 :名無しさん@七周年:2007/01/17(水) 10:50:06  
>>198 

ttp://furukawatoshiaki.at.infoseek.co.jp/article/2004/312-7.html
そこで、もっと、すごいのがこの2度目のデート嬢接待として(検察側が創作した)
情交に及んだとされる場所が、逮捕状の段階では「大阪市天王寺区のチャペルシンデレラ」
になっていたのですが、それが、起訴の段階では、突然、
大阪市北区のグランドカーム」に変わっているのです。
んで、それだけならまだしも、その情交相手とされる問題のデート嬢は、ぬあんと、
三井氏が逮捕される4カ月前の01年12月に、中国人留学生に殺害されているのです(笑)。
まさに、「死人に口なし」とはこのことです。

「悪の検事総長原田明夫」の権力犯罪を弾劾する――「三井環不当逮捕」は
「現代のドレフュス事件」である(その1) 04・2・21
ttp://furukawatoshiaki.at.infoseek.co.jp/article/2004/221.html  以下参照。
 
 
 
 
 

〃∩ ∧__∧
⊂⌒ ( ・ω・)   
  `ヽ_つ  ,.ヘ_ヘ
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