無線LAN

6/22

誰でもできる“究極の匿名通信手段”とは?

夕刊フジBLOG

 

インターネットカフェや漫画喫茶は、匿名性の高いネット環境として有名だが、それを超える
匿名性をもつ通信環境が現れた。全国の市街地で提供されている無線LAN環境を利用するもので、
これを使えば誰でも匿名ネット犯罪が可能というのだ。
 
無線LANが合体したカードタイプのPHSで、
ノートパソコンなどのスロットに差し込むタイプの製品。
一般的なカード型PHSと大きく異なるのは、料金前払いのプリペイド方式という点。
そこで思い出すのが、プリペイド式の携帯電話。誘拐事件や振り込め詐欺などに使われ、
今年に入って携帯電話各社が次々にサービスの中止や利用制限などを行っているアレだ。
しかし、このカード型PHSは通話ができないので、従来のような形で犯罪に利用するのは
難しいはず。
「いや、匿名で利用できるという点では、携帯電話と同じです。
 購入時に利用者登録する必要がありますが、偽名で登録して商品を私書箱送りにすればOK。
 あとは匿名でネットが使えるので、やり放題できるんです」
しかも、この製品はNTTコミュニケーションズの「ホットスポット」や日本テレコム
「モバイルポイント」といった無線LANスポットも自由に利用できるため
、高速での匿名通信が可能なのだという。

 
便利なものは犯罪にも便利
技術の進歩にセキュリティーが追いついていません