サブプライム問題

11/19

【金融】サブプライム危機の「火薬庫」、連鎖する住宅差し押さえ…200万人の予備軍・荒廃する街

 
 
1 :明鏡止水φ ★ :2007/11/18(日) 23:05:50  

ウォール街や国際市場を揺るがす低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題で、
借り手が返済に行き詰まって持ち家を失う差し押さえの連鎖的な増加が深刻化している。
住宅価格の下落が波及して新たな差し押さえを誘発する「サブプライムの火薬庫」は、
底の見えない危機を象徴している。
 
 ●荒廃する街
 
「30年。
 みんなで大勢の子供を育ててきたこの街に、空き家がどんどん増えるのは寂しいことだ」
米東部の工業都市ボルティモア郊外の閑静な住宅街。
黒人のビル・ジェームズさん(65)は3人の子供が巣立った「マイホーム」の前で吐息を漏らした。
 
「見てごらん。  斜め向かいの黄色の家は、差し押さえられたばかりだ」
ビルさん自身、差し押さえ一歩手前の危機に直面した。
子供の教育費や家の修理のため持ち家を担保に2年前、
約5万ドル(約550万円)の融資を住宅ローン会社から受けた。
だが、2年後に固定金利(年8・25%)から変動金利に切り替わって急上昇する
サブプライムローン特有の仕組みを、売り手の会社は説明しなかった。
 
ローン返済に手いっぱいで固定資産税が払えず、「差し押さえを強要された」とも。
ビルさんは、悪質なローンから借り手を救済する非営利団体「ACORN」に依頼し、
ローン会社と条件変更の“闘争”中だ。
 
 ●200万人が家を失う
 
米全土では推計200万人という差し押さえの予備軍が控えている。
ACORNのボルティモア支部に相談に訪れた公共機関勤務の白人女性は昨年8月、
21万2800ドル(約2340万円)で持ち家を購入。
毎月返済額は約2000ドル(約22万円)で月収の45%を占める。
しかも、申込書類の収入の内訳は数字が微妙に改竄されていた。
来年は金利上昇で月の返済額は7、800ドル増加する見通しで、「返済不能は時間の問題」だという。
 
差し押さえは住宅市場の在庫を増やし、近隣の住宅の価値まで下落させる。
住宅の担保価値が下がればローンの借り換えが困難となり、次なる差し押さえを誘発する。
 
「差し押さえが従来の低所得層から中間層に広がりつつある。
 来年には平和な住宅街で一気に増える」。
ACORNのスチュアート・カーゼンバーグ支部長は警告する。

2 :明鏡止水φ ★ :2007/11/18(日) 23:06:04  

 ●犯罪まで増える
 
黒人居住者が集中するボルティモア北西部には、玄関に板が打ち付けられた空き家が並ぶ。
犯罪集団がドラッグの密売所とし、ホームレスが占拠する家もあった。
 
米紙ワシントン・ポストは、オハイオ州クリーブランドのスラブ系移民街が差し押さえ急増で
「ゴーストタウン化」し、地元マフィアの銃撃の流れ弾で12歳の少女が犠牲になった、
と痛ましい事故を報じている。
 
米連邦準備制度理事会FRB)のバーナンキ議長は今月の議会証言で、差し押さえ急増に言及。
「借り手と金融機関の協調」を訴えたが、ACORN住宅相談員のジョー・コックスさんは
「金融機関はサブプライムの借り手を人間扱いしていない」と断言する。
 
ビルさんは今も修理工として働き、休日は庭の芝刈りをする。
サブプライムの問題が日本まで飛び火したことは知ってるさ。
 でも、問題の根っこには、マイホームと子供の成長を夢に、
 汗水たらして働いてきた普通の米国民がいるんだよ」
 
世界の金融市場を揺さぶるサブプライムローンの大量焦げ付き問題に出口が見えない背景には、
返済に行き詰まり、持ち家を差し押さえられる借り手が後を絶たない状況がある。
差し押さえ件数は7〜9月期に44万6726件で、前年同期から倍増。
地域も西部、南部から東部へと広がる。
 
持ち家の資産価値下落とローン金利の上昇が主な要因だ。
非営利団体「ACORN」の報告書によると、
住宅1棟が差し押さえられると、半径200mの近隣の住宅価値が0・9%下がる。
 
低所得者地域での下げ幅は1・4%に拡大。  差し押さえは犯罪も誘発する。
100世帯で2・8件の差し押さえが発生すれば、犯罪率が約6・7%上昇する。
税収減で公共サービスの質が低下し、コミュニティー全体の荒廃の危険がある。
 
差し押さえの危機に直面する借り手は約200万人と推計。
米議会合同経済委員会の有力民主党議員は先月、問題を放置すれば全米の住宅価格が10%下落し、
総額2兆3000億ドル(約253兆円)の経済損失が出るとの報告書を公表した。
ttp://sankei.jp.msn.com/economy/finance/071118/fnc0711181750001-n1.htm
ttp://sankei.jp.msn.com/economy/finance/071118/fnc0711181750001-n2.htm
ttp://sankei.jp.msn.com/economy/finance/071118/fnc0711181750001-n3.htm

3 :名刺は切らしておりまして :2007/11/18(日) 23:09:24  
値上がり期待して、給料より多い支払い契約した馬鹿が一杯
 
6 :名刺は切らしておりまして :2007/11/18(日) 23:14:20  
どう考えても景気後退だろw
サブプライムなんか大したことないみたいな論調はあまりにも大本営すぎるw
 
8 :名刺は切らしておりまして :2007/11/18(日) 23:16:09  
日本より悲惨なことは確実
日本人なら5000万のマンション買ったらその返済するまでじっとしてる
米人や英人は5000万の評価額が6000万に上がったら1000万の差額を担保にして2000万借りる
こんなバカは死ねばいい
 
11 :名刺は切らしておりまして :2007/11/18(日) 23:16:52  
>問題を放置すれば全米の住宅価格が10%下落
そんな程度で済むのに驚き。
 
15 :名刺は切らしておりまして :2007/11/18(日) 23:19:42  
金融機関の損失はどうでもいい  
問題は不動産バブルが弾けたことだな
アメリカ人が消費しなくなったら世界経済が冷える
腹が立つが、連中の贅沢で輸出が潤っていたのも確かなんだ
 
20 :名刺は切らしておりまして :2007/11/18(日) 23:31:34  
>>1
×低所得者向け高金利型住宅ローン
○転売目的不動産向けローン
 
22 :名刺は切らしておりまして :2007/11/18(日) 23:41:58  
>固定金利(年8・25%)
既に固定金利の時点でけっこう高いね。
 
23 :名刺は切らしておりまして :2007/11/18(日) 23:44:20  
大した問題ではないor解決が近い → 暴落のパターンがつづいてるな。
報道とか経済アナリストとかが一斉に絶望するまで止まらんね。
 
24 :名刺は切らしておりまして :2007/11/18(日) 23:46:03  
アメリカには倒れて貰っては困るんだがな…  中国が来るぞ…
 
25 :名刺は切らしておりまして :2007/11/18(日) 23:48:59  
>>24 中国は、一緒に倒れちゃうのが問題なんだってば。w
 
32 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 00:03:26  
NHKでやってたサブプライム問題の番組見てたら70歳のオッサンが肉体労働で月収$4000だって。
いくら健康保険とか無いに等しい国だからっていってもアメリカって変だよな。
 
34 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 00:21:04  
アメリカの住宅は金利が高いけど、頭金を失うだけで
ローンが払って行けないと家を明け渡したら破産しないで済む。
日本の住宅ローンは頭金と金利が安いけど、団体生命保険に入れられてかつ、
ローンが払って行けない時は競売に掛けられ
残債が残ると破産するまでずっと払い続けなければならない。
 
36 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 00:28:08  
>>34 それ以上に連帯保証人制度という悪魔のシステムが日本にはあり、
借り手が破産したら、即座に保証人に借金の返済をせまる。
返せなかったら保証人の家財産まで差し押さえ。
 
まだアメリカのほうがマシってとこが恐ろしいな。
 
37 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 00:28:52  
アメのフリーターの時給は2000円
 
39 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 00:31:49  
日本も終わりだろうな、サブプライムローンで無くて住宅ローンが組めない層がかなり増えている。
雇用の流動化の為、7年以上連続で正規雇用されないと住宅ローン審査で不適格扱いになる層が
圧倒的に増えている、この層は当然収入も見劣りしていて年金も掛ける事も出来ず
年金の崩壊も遠くない将来に現実になる。
当然、消費にはマイナス要因であり、賃料の下げ要因税収の減少を招く。
そうなってからは、徴税可能な対象は限られ、消費税は勿論、
所得税のカーブの上昇(最高税率70%とか)、金融課税を所得合算課税等になる。
先ず、非常なデフレスパイラルが待っている。
これを防ぐ為には、もう一度雇用の安定を図らないといけない。
此処に書いてある事は現実に現在進行中の話だよ。
 
40 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 00:41:00  
日本も無理して住宅ローン組んでるサラリーマンとか危ないよな。
家賃収入のない不動産買ってもただの莫大な負債だってことに気づいてないのか、
それとも単に見栄っ張りな民族なのか・・  賃貸の人が賢い♪
 
45 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 00:52:38  
俺は賃貸派だけど、家を買うのは経済合理性だけから決めるものでもないだろうから。
 
46 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 00:52:47  
>>40 問題はその賃料さえも支払えない非正規雇用が増えている事、
それに住宅ローンを組むのは賃料に比べて安いからだよ。
米国や欧州並みの雇用や企業制度にしたければそれなりの賃金を支払わなければ無理でしょ、
因みに英国の平均賃金は日本円にして1000万円を超えている。
米国ではトヨタが工場労働者の時給で3500円以上支払っている。
昨年のゴールドマンサックス本社のボーナスは一年目で1200万円。
 
48 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 00:55:39  
大体買えるだろ。
住居なんて平均リーマンの生涯賃金の20%弱ぐらいだし。  買えなきゃおかしい。
 
50 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 00:59:20  
>>48 派遣とかでは年収2000万でも住宅ローンが組めないのだが。
肝心の正規雇用を企業が減らしているのを知らないかい。
 
51 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 00:59:43  
でもさあ、サブプライムのおかげで一時でも貧乏人がぜったいに手の届かないはずの
4ベッドルームハウスとかSUVとかクルーザーとか手に入ったんだよなあ。
それに比べて日本はどうよ。  サラ金だけっしょ。
 
53 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 01:00:43  
暴落したらもっと買える層が増える。  値上がり期待で買う奴が特殊。
 
54 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 01:02:07  
あまり焚きつけたくはないが、日本もあと10-15年後にちょっとした焦げ付き問題が出ると思う。
だって、3,800万のマンションとか月10万ボ0で飛びつく若年層の夫婦がいるから。
確かにそのローン条件(3年のみ固定金利)も広告には書いてあるから詐欺ではないけど。
 
収入格差というよりも情報格差の危険を感じる。
 
56 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 01:03:33  
値下がりが悪みたいな土建屋の洗脳は、いい加減辞めてほしいな。
 
57 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 01:03:47  
サブプラ、サブプラ言いながらアメリカの株価は高値を維持してるわけだが・・
暴落してるのは東証だけで・・
 
罠じゃねえのか?
 
58 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 01:04:57  
>>54 日本ではゆとりローンがありましたが  いまさら何かいてるの?
 
60 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 01:05:56  
考えたら10年ほど前だったら自分などクレジットカードなんか作れなかったが、
今やポイントカードで何枚もつくらされてしまってるからな。
まあ、不動産とは融資額が違うけど日本もどうなることやら。
 
61 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 01:07:28  
都心回帰も土地下落のおかげ。  このまま上がったらまた空洞化が始まるよ。
 
62 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 01:17:30  
>>51 日本は元の質素な貧乏生活に戻りつつある。  そこがダメリカと違う。
内需はがたがたになって来ているが。
 
65 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 01:24:51  
>>34 ノンリコースと言われるやつだね。
この融資条件は、貸し手である住宅ローン会社と個人との問題なら非常にシンプルに解決する。
借り手の個人はローンを払えなくなったら、破綻を宣言する。
貸し手の住宅ローン会社は、その家を差し押さえて売る。
これで問題は解決する(住宅価格が下落したらローン会社が損をすることになるが)。
ところが、住宅ローン会社がその融資関係を債権化してしまったらどうなるんだろう、
そこがわからない。
 
住宅ローン会社は個人が破綻した場合、
家を差し押さえて売るという業務を証券化することで放棄しているのではないかね?
もしそうだとしたら、「ローン払えません」と破綻を選んだ個人から
誰が責任を持って金を回収するんだろう?  ここのところを教えてくださいな。
 
66 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 01:27:15  
土地の値下がりは悪 by 公務員
 
だって、税収減るでしょ。
 
69 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 01:35:04  
>>65 ノンリコースローンはその不動産等の対象の価値や収益に着目して設定するローンの事、
従って債務者の信用に依存しない。
要は、債務者は形式的には存在するがデフォルト宣言があれば対象物を競売換価して
債券購入者に支払ってお仕舞い。  リスクは債券購入者が負う。
 
70 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 01:36:27  
日本でもサブプライムが起こりかねない素地はあるんだよね。
何しろ俺ら不動産屋はお客に1年固定や、2年固定で家を売ってるんだから。
固定金利終了後に返済出来なくなるのが確実なのに。
俺は自分のお客には最低10年固定で借りさせているけど、
今の低金利なら35年固定で組ませるのが、一番親切なんだよな。
 
72 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 01:46:56  
>>65 >住宅ローン会社がその融資関係を債権化してしまったら
 
住宅ローン会社はもう債権手放してるから、その対価(家の値段)は受け取ってるわけだね。
すると損する奴はいないから、差し押さえの必要もないわけだ。
 
73 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 01:48:44  
>>62 日本は『清貧の思想』とかもてはやされる特殊な土壌だからな。
これだけ貧乏で慎ましいのを愛する国民性って特殊だよね。
 
と考えたとこで、ドバイの王族が敢えて街から離れた沙漠にテント張って暮らしてる
とかいう話を思い出したw
 
74 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 01:59:21  
>>69>>72 ということは債券化されたとたん、デフォルトになった物件を
責任を持って金にかえる主体がいなくなってしまうということ?
それじゃサブプライム債は無価値じゃないですか。
 
75 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:07:43  
>>74 その債券を商品化した金融機関が利払いや元本返済、
デフォルト競売の場合の資金回収、すべて管理するんだろ?
問題は債券がまた別の金融機関に売られて証券化され、それがまた別の金融機関に…
と何重にもつながっているらしいことだな。
 
79 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:12:09  
なんで貧乏人に回収見込みのない資金を高利で貸すのか意味不明。
GSやメリルやモルガンとかってサラキン以下のバカの集まりだろ。  何がエリート集団だよ。
 
80 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:15:00  
>>79 所詮金融業。  90%の馬鹿と10%の詐欺師の集団。
最も日本の金融業は99%の馬鹿と1%の詐欺師だが。
 
81 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:15:01  
サブプライム担保債券は、安全で利回りが良かったので、
あらゆる金融商品に組込まれてしまったらしい。
これって今から取り除こうとしてもなかなか大変じゃないかな。  癌細胞みたいなもんだな。
 
82 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:16:50  
>>79 あいつらは4半期ごとに評価されるから、
その期間で最大の利益を上げることを考えるんだお。
10年先のことなんかはもちろん、3年先のことすら考えない"ことにしている"
 
84 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:18:20  
日本に金銭面で尻拭いさせようとしてるのが見え見えだわな・・・
 
87 :  :2007/11/19(月) 02:22:19 ID:0bqHpAs0
アメリカ製品って最近PCくらいしか見なくなったな
 
88 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:24:56  
新商品「テロトノ・タタカーイ」  日本のミナサン買ってクダサーイ
 
90 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:32:49  
サブプライムショック 〜米・住宅バブル崩壊の現場〜
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1519768
 
月収8万円以下の人に5000万円の家を買わせている現状
 
91 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:34:06  
>>72 住宅ローン会社自体も損失だしてるよ〜
 
93 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:39:01  
米には伝家の宝刀「軍事力」があるから、そのうち南米あたりで戦争して大儲け
 
94 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:42:09  
>>93 せんせー、脂症のベネズエラ君が手を上げてま〜す。
 
97 :  :2007/11/19(月) 02:45:19 
つまりは壮大なババ抜きって事か
 
98 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:46:30  
今のアメリカに、取り上げた不動産の買い手いるのか?
 
99 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:46:54  
>>81 癌細胞、確かにその言葉が今回のサブプライム問題には当てはまるね
ローン組んでる債務者に対する債権を債券化して金融商品として流動化させる
で、自分の負う貸し倒れリスクをも一緒に流動化、数多くの金融商品に組み込む
よくこんな手法がアメリカで認められたもんだわ・・・
 
100 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:47:11  
日本で言えばサラ金低所得者にロクに審査しないで
頭金無しで買った家のローンを組ませるようなもんだからな。
しかも証券化して債権を売り飛ばし。
ちなみに日本のサラ金は審査がすげーしっかりしてるからそんな事はまずしないが。
 
101 :  :2007/11/19(月) 02:48:24  
いないみたいだよ
こないだニュースで競売の映像やってたけど、役所の玄関みたいなところで淡々とやってた
これからどんだけ下がるかわからないものを好きこのんで買う人もいないだろうけど
 
102 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:50:59  
貧乏人債務者のデフォルト(債務不履行)が増える。
デフォルトの場合のことは想定していないので、サブプライム担保債券の現金化ができず、
一挙にデフォルト(価値ゼロ)。
デフォルトした債券を組み入れている証券(長期債)も買い手がつかず、
デフォルト状態で死蔵。
それを担保にしたCP(短期)は満期になっても払い戻しができず、大問題に ← 今ここ
 
104 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:54:00  
>>102 初歩的な質問で申し訳ないのだが、
証券化した時点で、債務者のデフォルト時の特約は明記されないものなのか?
 
常識的に考えれば、買い取って証券化して売り出す金融機関が
デフォルトの場合には全面的に賠償する義務を負うのが妥当だと思うんだが
 
105 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:54:28  
>>99 どう理解してるのかわからんが、
この世あるものすべてを証券化しようという手法は、世界のスタンダード。  REIT等など。
 
108 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 02:58:55  
>>104 証券化の意味を理解していない。
多くの個別のローン債権をごちゃ混ぜにしたものを証券化(細かく)して組み込んだわけ。
 
個別のデフォルト時の特約を決めてもごちゃ混ぜにした時点で意味がない。
 
112 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 03:00:20  
>>97 その通りだわな
まぁ、ことはそう単純にはいかないぐらい
組み込まれた金融商品が複雑になっちまったってことだろうな
99%がババを引いたことになるかもしれないんだからw
 
114 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 03:02:11  
人が返せる借金は収入に対し、利息が6割まで。 それ以上になると、普通の手段じゃ難しい。
 
115 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 03:02:41  
金利が安い状態でも月収の45%って、1に出てくる黒人はアホなんですか??
それとも、アメリカでは、日本みたいに月収の3割っていう考え方自体がないんですか?
 
119 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 03:06:36  
>>115 今の日本より、バブル時の日本の不動産投資と比較したほうがいい。
ひたすら上がっていく不動産価格をずっと見ていられるほど、人間は鈍感ではない。
 
124 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 03:16:38  
この問題でタチが悪いのは貧乏人だけじゃなくて、
中間層(まあまあの人たち)も投資用の住宅を買っていたということではないでょうか。
投資用住宅の値上がり期待を背景に、クレジットカード会社から金を借り
豊かな生活を満喫していたのが本当のところかと。
 
つまり問題は、土地バブルとクレジットカードバブルが同時に進行し、
その相乗効果で、アメリカの低所得者層から中間層まで広範囲にわたり
「借金爆弾」が破裂している状態のような気がします。
 
128 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 03:26:16  
サブプライムローン証券化商品自体は大して問題では無いんだよ、
投資出来る富裕層がリスクを取っただけで資産の目減りが生じた、
株が下落したり会社が破産したのと同じ。
問題は、サブプライムローンを組んで住宅に住んでいた連中が不動産を手放したり
それによって住宅価格が下落したりする事、これにより資産デフレが発生するし、
サブプライムローン以外の住宅にも影響を及ぼす事、それによって景気の減退が起きる。
更にサブプライムローン関連商品はそれ以外と組み合わせられているから
債権としての影響は限られている、組み合わせの内のハイリスク商品だから。
 
130 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 03:31:32  
大体、なんで住宅なんていうものが値上がりしていくっていう発想を持てるんだろうか・・
あんなもの、一歩玄関に足を踏み入れた瞬間に
基本的には、半値程度の価値しかなくなってしまうものだろう
 
132 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 03:34:35  
日本と住宅の概念が違うから。
いい家ならガワのほうが価値があるから、リフォームで何十年も使用できる
 
133 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 03:35:06  
>>130 実際値上がりしてたんだよ  それが終わったから破綻した
 
134 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 03:35:19  
最近の米国不動産市況は毎年値上がり基調だった、だからサブプライムローンの場合
当初の2〜3年に着目してその間の下落リスクは少ないと判断して値上がり益に着目した。
だから、最近の米国不動産の上昇(20〜30%)を見越せば
年間8%程度の利息を支払っても債務者の信用リスクを無視しても構わないと考えた。
 
138 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 03:45:38  
債券に買い手がつかない場合、金融機関は自行の基準により価値を推定して損失を償却できる。
しかしそれだと、後になってその債券の価値がゼロであったとわかった場合、
一挙に自己資産が減るのでやばい。
そこで各行が腹を探り合いつつ小出しに損失を発表している、ということでよろしいかと。
そして最新の見積によれば、価値ゼロの場合、主要銀行の株主資本は吹っ飛ぶと。
 
144 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 03:55:46  
>>70 俺の友達の不動産屋も同じ事言ってる。
つか、その稼ぎで通るかよ!!って奴のローンがバンバン通ってるらしい
で、金利が1%上がるだけでバンザイする奴がたくさん出てくるんだとw
 
146 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 03:59:00  
証券化はババ抜き
持っている間は金を生むが、危なくなったら無知な民衆に売りつければいいだけ
これは米国が右肩上がりならよかった、
ただ、危機が予測よりも加速がついてしまったため、裁ききれないでいまあわててるところ
 
161 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 08:29:05  
>>2 ローン組んでるのって実際黒人とかの貧困層が多いって話し出しな
今は犯罪率上昇くらいでも、そのうち暴動とか・・って話もどっかで聞いたな
アメリカ下院の議員もハゲタカ連中が食あたりでぶっ倒れるより
そっちの方が問題だっつってたけど  ほんとアホだな
 
176 :名無しさん@恐縮です :2007/11/19(月) 10:40:04 
いくら安くてもそこら中に空き家がある街なんて、すみたくねええええええええ
 
182 :名刺は切らしておりまして :2007/11/19(月) 11:26:36  
  578 名無しさん@八周年 2007/09/21(金) 15:23:57  
  Money_As_Debt(負債としてのお金)日本語字幕版
  知られざるお金の仕組みを丁寧に教えてくれます。
  ttp://video.google.com/videoplay?docid=-446781510928242771&hl=en
  以下ビデオより抜粋
 
  銀行がお金をつくるプロセスは心が拒否してしまうほど簡単で受け入れがたい
  ジョン ケネス ガルブレイス 経済学者
 
  通貨の発行と管理を私に任せてくれそうすれば誰が法律をつくろうとも私の知った事ではない
  マイヤー アムシェル ロスチャイルド 銀行家
 
  私が残念なのは一般市民は銀行がお金を創ることが出来るのを知らされていないことである
  そして国家のクレジットを管理する彼らが政府の政策を指揮し人々の運命を奴隷のように
  握っていることを
  レジナルド マッケンナ 元英国ミッドランド銀行会長
 
  私たちの国家通貨は銀行の思いのままに操られてる銀行はお金を貸すのではなく
  自分たちが持っていないお金の供給をただ約束するにすぎない
  アーヴィング フィッシャー 経済学者 作家
 
  私たちの貨幣システムというのはそのシステムの中に借金がないとしたら
  そこにはお金が存在しないのです
  マリナー S エクルズ 連邦準備理事会会長
 
  お金は商業生産を促進します貨幣供給が増加するにつれて生産と取引量が
  同じ様に成長しない限り、お金の価値が下がってインフレになります、
  また年3%の経済成長をしている時、私たちは経済が一定のレートで成長していると
  思っていますがそれは違います、それは今年の3%は昨年の3%より商品とサービスが
  増加している事を意味します、毎年新しく3%が積み重なるのです
  グラフは直線的ではなく徐々に急勾配を上昇する急激なカーブを描きます、
  これを実現するには実物経済の永久的な成長が必要で、それには世界の資源とエネルギーを
  永久に拡大して消費する必要があります
  さらに自然資源から取られた原料が毎年毎年永遠にゴミになっていきます、
  貨幣システムを崩壊から防ぐ為にです。
  とんでもない成長がこの世界で永遠に続くと信じているものは
  キチガイか経済学者ぐらいでしょう