マゴットセラピー
【医療】ウジ虫療法で足切断回避、難治性潰瘍に高い効果--完治まで12〜18万円
1 :ライトスタッフ◎φ ★ :2007/05/01(火) 00:53:09
糖尿病などで足が壊死する「難治性潰瘍」で切断しか治療法のない患者に、岡山大の
三井秀也講師(心臓血管外科)が「マゴット(ハエ幼虫)セラピー」という治療法を行ったところ、
9割の患者が足を切断せずにすむなど高い効果が認められていることが30日、分かった。
日本では壊死による足切断は3000例を超えるとされる。
三井講師は秋にも医師主導臨床試験に取り組む予定。
英国では保険医療が認められ、年間数百人が治療を受けている。
■腐敗した部分を食べる
マゴットセラピーは、壊死した皮膚にハエの幼虫をガーゼとともに固定して行う。
幼虫が腐敗した部分を食べ傷をきれいにするとともに、幼虫の唾液に含まれる物質が
微生物を殺す役目を果たし、傷の回復を早める。
週に2回ほどガーゼを取り換え、2〜3週間で効果があらわれる。
■患者の痛み軽減
三井講師はオーストラリア留学中にこの治療法を知り、平成16年に糖尿病などの合併症で
足切断しか治療法のない60代の女性に日本で初めて実施。
潰瘍が1週間で半分の大きさになり、患者の痛みも軽減したという。
傷が完治したこの女性は3カ月で退院。
切断をまぬがれた足で歩行に努めたためか、その後の糖尿病のコントロールも良好だという。
マゴットセラピーはこれまで国内27カ所で約100例が行われ、このうち三井講師は66例を手がけた。
患者はいずれも他の医療機関で「即足切断か足切断の可能性あり」と診断されたが、
治療の結果、58例で傷が完治し、足切断せずにすんだという。
■金銭的負担が大きい
治療に使うのはヒロズキンバエの幼虫。
当初はオーストラリアから輸入していたため完治まで約30万円かかったが、現在は自前で
育てたものを使うため費用は12〜18万円ですむようになった。
それでも保険適用される足の切断手術(1カ月の入院で自己負担約8万円)に比べると、
患者の金銭的負担が大きい。
三井講師は
「自分で歩くことができれば、糖尿病もコントロールしやすくなり、医療費削減につながる。
全国どこの病院でも治療を受けられるようにして、1人でも多く足切断から救いたい」
と話している。
ttp://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/070501/wdi070501000.htm
11 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 00:59:00
最初に考え付いた奴がすごい。 発見の経緯が知りたいな。
12 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 01:00:23
床ズレのジョク創の治療には使えないのかな
14 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 01:01:08
>>11 戦時中、うじがわいた負傷兵の直りが早かったらしい
17 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 01:03:17
そんだけ効果あんなら保険適用すれよ 厚労省何やってんだコラ?
19 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 01:04:09
日本の医療は高精度な検査の結果、薬浸けだもんな こっちの分野は遅れてるんだろうな
23 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 01:06:46
>>17 うじ屋?に天下りできないと保険は適用できない
34 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 01:12:38
切断して義足を買うより安いしいいじゃないか。 安いだろ。。
成功しても死んでしまう臓器移植よりもケタ違いに安いと思うぞ。
50 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 01:24:34
蛆は無菌で育てないといけないので高いのだと思う、大きく育つと小さい蛆と交換する
蛆が使えることに気が付いたのは、蛆の湧いているケガ人の蛆を全部取ると
患者が急激に悪くなってしまったからだったと思う
53 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 01:27:07
確かに一時的な治療費かかっても、完治して歩行可能になるなら、余裕でペイできるよな。
てか医療費の問題よりも、患者がこの治療法を選択肢として
選べるような体制をさっさと作れよ > 厚生労働省
58 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 01:33:03
>>50 俺の聞いた話では…
昔なじみの患者が顔を凍傷にやられて、包帯を取るとそこに蛆がわいていた。
あわてて私は蛆を取り除き、治療を施したがすぐに様態が急変し、お亡くなりになった。
以前、蛆治療を調べていたらこんな話を聞いたぞ
59 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 01:33:10
蛆は腐敗した部分しか食わないが、健康な部分をついばむさい、かなりのかゆみを伴うらしい
かなり昔からある治療法で、映画グラディエーターで治療としてではないが、
将軍の傷口にたかる蛆を、黒人奴隷が取るなとアドバイスする場面がある
61 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 01:34:48
元の生活が取り戻せるなら安いよな。 社会復帰も夢じゃない。
65 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 01:37:58
>>12 じゅくじゅくな怪我にとても効果的みたいだぞ。
ようは死んだ組織を食べ、新しい組織組成を妨げないようにする。
75 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 01:48:35
ヒルはうっ血の治療なんかで使うんだっけ?
78 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 02:03:42
たとえば、電子制御式の油圧ダンパーのついた義足って、数百万したと思う。
10万やそこらで自分の足が残るなら、金銭的理由で躊躇する人なんてまず居ないと思う。
82 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 02:20:30
保険適用になれば治療法として浸透するんじゃないの
86 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 02:34:42
患部の衛生状態を保つのが大変そうだし、イパーン的な病院だと面倒がりそうだな…
89 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 03:09:09
糖尿病にならないように日頃から節制してればいいんだよ。 なってからでは遅すぎる。
今ある数多の治療法でも糖尿病になってしまったら完治はしないからな。
91 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 03:32:12
節制しててもI型にはなるからな。 その時はお世話になるな。
92 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 03:59:22
たしか、用済みのウジは殺しちゃうんだっけ。 チーン i~
患者に取り付いた時点で無菌じゃなくなるしな。
95 :名刺は切らしておりまして :2007/05/01(火) 06:08:19
いいことだけど治療中の足を見たら失神しかねんな
97 :(,,゚д゚)さん 頭スカスカ:2007/05/01(火) 07:15:43
昆虫は免疫システムは持たず、体内抗菌物質で細菌をコントロールしていて、
ウジは不潔な環境に適応しているから、無敵の抗菌物質を持っているらしい。
この辺がウジ療法のよく効く根拠。
生きた抗生物質として生で食べるなんてのも療法として可能なのでは・・
いえあの人間以外の動物相手で・・
38 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 11:38:49
うじ虫のまとめ
・腐った部分しか食べないので生きてる部分にはいっさい問題なし
・うじは基本的に病原菌をもっているので無菌室で育てた蛆ではないといけない
・障害は異常な不快度がある。不快を感じさせないための処置が必要。
(不快とは見た目や、感覚においてすべて)
73 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 11:49:18
グラディエーターのウジも本当に効果があったんだ
じゃあ、傷口を食べたウジをそのまま放置したら 健康な肉まで食べちゃうの?
80 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 11:51:05
>>73 ウジは腐肉しか食べない、そうな
しかも境界線を嘗め尽くした後は唾液で消毒してくれるアフターサービス付き
83 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 11:51:34
ウジでさえこの活躍 ゴキブリが医療に役立つのはいづこか
85 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 11:52:47
>>83 免疫力とかその他あの脅威の生命力については、研究が進んでいるよ、一応
宇宙に放り出しても15分は生きていられる理由とか。(人間は1分も持たずに死にいたる)
89 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 11:54:21
実際に治療を受けた人によると、やっぱり最初は気持ち悪いと感じるらしいけど
最後には、ウジが可愛く思えてちょっとした愛情さえ感じるようになるらしい。
まあ、ある意味「命の恩人」だもんなぁ
92 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 11:55:17
これ、ディスカバリーチャンネルだかで被験者にインタビューしてたけど
ホント頻繁に様子を見ないとウジの体液で「動物の死骸そのもの」の臭いになるらしいな
効果は抜群かも知れんが、病院側の方が手間を嫌がるかもな
イメージ的な事よりもそっちの方が厄介そうだ
112 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 12:00:52
伯父が盲腸の破裂で腹膜炎になったとき、祖父は田んぼの蛭を取ってこさせ、
腸の中に放って膿を食べさせ、麻酔薬で蛭を浮かせてから取りさったそうだ。
本業は内科医で、糖尿病の研究をしていた。
曽祖父は薩摩藩のある地域のご典医で、長崎に行って蘭方医学を学んだそうだ。
今の内科医はこんなことできないだろうね。
135 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 12:07:10
ワカサギ食ったことある香具師はだいたい蛆も食っとる。
176 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 12:16:21
たけしが昔言ったてたけど、ウンコで『バカ』って文字書いて、
それにハエがたかって真っ黒になった時に横でパンッ!て手叩くと、
バカって字が空飛んで行くらしい。
178 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 12:16:50
ウジと思うからキモいのであって、精巧なマイクロロボットだと思えばいいよ。
194 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 12:21:46
「え?治療に30万?! うーん…切断だと8万ですよね?…
12万の差は大きいなあ…うーん…じゃあ切断で!」
202 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 12:24:32
>>194 切断した足の処理にも金がかかる。
火葬場で焼いてもらうが、それにたしか5万くらいかかったような…
205 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 12:25:16
マジレスすると蛆虫治療のメリットは現代の医療ではあまりメリットが無い。
①治療終了までの期間は3〜6週間かかり、その間入院が絶対に必要
②蛆は人間の思う通りに行動してくれない
③蛆が出す消化酵素に対してのアレルギー反応の可能性が懸念される
④通常治療に比べ金がかかる(無菌でウジを育てないといけないのと、
治療に使用するウジをオーストラリアから輸入しているため。
ウジ代、輸送費で一回につき約30万円かかる)
208 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 12:25:56
>>205 ヤブ医者キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
215 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 12:27:23
腐敗した部分はウジに食わせなくても、デブリードマン処置が早く確実でOKだし。
218 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 12:29:05
そういや、戦場で負傷して蛆がたからなくなったらその部分はもうだめだ、
っていう話を聞いたことあるな。
まだ、身体として機能しているから、膿がでて蛆虫はそれを食べているわけで、
身体の一部が完全に死んでしまうと蛆もたからなくなるって。
221 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 12:30:55
>>218 すると死体にはウジはわかないのか?
227 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 12:32:12
>>208 アホ、ウジの出す酵素によるアレルギーで治療断念した例もあるんだぞ。
絶対に使用してはいけないウジもいるので、
素人やホントのヤブが真似して命にかかわることになるかもしれん。
232 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 12:34:02
>>202 ちゃんと火葬とかして埋葬届ださないとダメなんだよね
切った手足は病院が処分してくれないから、持って帰らないといけない
で、持ってかえっても簡単ポイなんてしてしまうと”バラバラ殺人?”
なんて事で大騒ぎになることもあるらしい
279 :名無しさん@七周年:2007/05/01(火) 12:52:58
糖尿病の人にとっての足は馬にとっての足と一緒で、生命にかかわる重大なもの
馬が血液の循環を足でやっているように、血液の循環の悪さを足で歩くことによって補っている