ドラッグラグ

3/28

【医療】 世界の良薬、日本に届かず “ドラッグラグ”で世界から取り残される日本

 
 
1 : ろちかφ ★ :2007/03/27(火) 21:36:45

厚労省は2009年度までの3年間に審査官を約200人から倍増し、新薬審査の迅速化を進める。
外国との新薬開発時期のタイムラグを縮めるためだが、「問題の根は非常に深い」と
日本製薬工業協会・医薬産業政策研究所の安田邦章・主任研究員は指摘する。(聞き手 NBO記者=谷川)
 
‐NBO 厚労省が新薬承認審査を迅速化するため担当者の倍増を決定しました。 本当に効果は?
‐安田 確実に審査の迅速化は期待できると思います。
 というのは、欧米と比べて日本では審査官が圧倒的に少ないからです。
 米国の10分の1の約200人しかいません。
 英国と比べても3分の1の規模で、先進国では最も少ないのです。
 審査官のマンパワーの差は個人の能力だけでは埋めがたい。
 現在は審査官1人当たりの担当品目が非常に多く、
 製薬会社の申請書類が机の上に山積みになっているのではないかと推測します。
 
 そもそも厚労省の決定の背景には、欧米で売られている医薬品の多くが
 日本では認められていない現実があります。
 世界中で販売されている医薬品のうち、売り上げが多い上位100品目について
 約3割が日本では承認されていない。
 欧米の医薬品が日本での使用を認められるまでには、非常に長い時間がかかります。
 海外で発売され、日本で発売されるまでの時間差は約4年と言われ、
 “ドラッグラグ”と呼ばれています。 その原因の1つが新薬審査期間が長いことです。
 日本のこれまでの状況と比べれば事態は改善するでしょう。
 しかし、欧米と比べるとまだ物足りなさはあります。
 新薬審査を迅速化するだけで解決できる問題はではないのです。
 
 審査官の増員は、あくまでドラッグラグ解消に向けた第1歩です。
 問題の根っこは非常に深く、どれか1つを改善すればすべて良くなるということではありません。
 厚労省をはじめ医薬関係者の多くが認識していると思います。
 
‐NBO ドラッグラグ解消のためには、ほかにどんな課題があるのですか。
‐安田 例えば、治験の問題です。日本の治験は「遅い、高い、質が悪い」と言われています。
 新薬開発に欠かせない治験環境が十分に整っていないのです。

3 : ろちかφ ★ :2007/03/27(火) 21:37:41  

 それが、「世界に先駆けて日本で新薬を開発したい」という製薬会社の意欲をそいでしまうのです。
 欧米の有力製薬会社は世界中、いたるところで新薬開発の拠点を設けて
 スピードアップを図っています。
 ところが、そうしたグローバル企業にとって日本の優先順位は決して高くありません。
 それどころか、日本の有力医薬品メーカーでさえ、日本国内ではなく、
 欧米での開発に力を入れているというのが実状です。
 
 日本企業を含め世界の製薬業界では、新薬の治験がやりやすくて審査も速い欧米で
 まず承認を受けて発売し、その実績を基に日本での製品承認・発売に踏み切る
 という行動パターンが定着しています。
 こうした状況を変えない限り、ドラッグラグを解消することはできません。
 
‐NBO 医薬分野で世界から孤立する日本の状況は、より深刻化しているようですね。
‐安田 今、医薬関係者の間で注目されているのが、日本では非常に少ない
 「国際共同治験」の議論です。
 これは多国で同時に治験を行うことですが、今や欧米企業では既に当たり前になっています。
 なにしろ、20年以上前から始まっているのですから。
 
 「世界中で新薬を販売したい」と考えている製薬会社にとって
 国際共同治験のメリットは非常に大きい。
 様々な人種の治験データを一斉に集められ、新薬開発コストを低減できるからです。
 例えば、ある人種のデータを集めたい場合に、
 人件費をはじめコストの安い国や地域を選んで治験を行えばいいのです。
 
 世界的製薬会社の中には、30カ国とか40カ国という規模で国際共同治験を行った例が既にあり、
 そうした国の中に、日本は含まれていないのです。
 国を挙げて医薬業界の発展に取り組み始めている韓国や中国などアジア諸国
 積極的に国際共同治験に参加しています。
 
 日本は世界的な新薬開発のトレンドから取り残されつつあります。
 こうした構造的な問題がある限り、ドラッグラグはいつまでたっても解消できないでしょう。
 ドラッグラグは、医薬業界の国際競争力の問題だけでなく、
 世界の良薬が病に苦しむ日本の人たちの手になかなか届かないという大問題でもあります。
 抜本的な変革が必要だと思います。(一部略)
ttp://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070315/121116/

7 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 21:40:39 id:TFYYJn660
でもタミフルみたいに副作用の疑いとか出ただけで叩きまくるくせに
 
11 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 21:43:15  
医療費安い日本には、興味ないだろ。
値切られて利益なんて出ないから、後回しなんて当然。
 
12 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 21:44:14  
でも、イレッサみたいに日本人には効果があるとして早期導入すればするで
ひとたび問題が起これば「世界でも導入を躊躇したのに拙速にもほどがある」と大批判
ま、マスコミは政府の監視機関ってのも分かるが、何が何でも批判に持ち込むってのもどうかと…
 
13 :sage:2007/03/27(火) 21:45:01  
これは医薬品だけじゃなくてペースメーカーや人工関節などの医療機器でもまったく同じだね。
最新の技術を享受できない日本の患者はまったく不幸だ。
オキシニウムとか問題ないってわかってるんだから、さっさと入れてくれよ。
 
17 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 21:46:16  
承認に時間がかかるのもそうだが、さらに取り消しとか一時停止に無駄に時間がかかる方が問題
 
20 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 21:48:30  
女性用低容量ピルが認可されるのに十数年かかった
ED改善バイアグラは数ヶ月で認可された日本
 
26 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 21:52:01  
タミフルで大騒ぎしているマスコミを見ると、
薬の認可が早くなるなんて事はありえないと思えてくる。
 
27 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 21:52:07  
副作用で叩きまくるからこのままでいいんじゃないの?
4年のタイムラグがあれば副作用の報告も入るし安心だろ  飲みたいやつは実費で輸入しろ
 
30 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 21:54:18  
日本は金があっても新薬が使えないんじゃ、薬を買えない貧乏な途上国と同じだな
 
33 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 21:55:26  
抗がん剤でこういうのが多いんだよな。
 
36 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 21:56:12  
日本は医療用医薬品の市場としては全く魅力的ではない。
その理由は、薬剤費の総額が政策で決められているからだ。
ここ10年ほどの日本の薬剤費は誤差程度しか変化していない。 頭打ち。
 
国民皆保険であるがゆえの治験のやりにくさ、質の悪さ 市場としての魅力の無さ
国民の薬や科学的思考に対するリテラシの低さ
タミフル争奪戦から、今年の騒動を見ても判るだろう)
PMDAの絶望的なマンパワー不足による審査の滞り
(一人一人の審査官は待遇の悪いなか激務でよく頑張っているが…)
 
医薬品というのは他の産業製品に比べて国ごとに製品をチューンする必要が薄いので
グローバル化が最も進んでいる産業の一つだが、
どれをとっても新薬を日本で開発する理由がないのだよ。
 
37 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 21:56:14  
世界一クスリ好きの日本人
医薬品業界/医療現場/厚労省三者が結託して金儲けしてるのに踊らされてるだけ
ザマミロwwwwwwwww
 
39 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 21:57:30  
お前らタミフルの件では「欧米人のために、日本人を使って臨床試験をしている」とか言いつつ、
この件では「日本人のために、欧米人を使って臨床試験をしている」とは言わないんだな。
馬鹿が多いことが分かりました。
 
41 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 21:58:20  
>世界の良薬、日本に届かず “ドラッグラグ”で世界から取り残される日本
 
世界一タバコを吸う民族
世界一働く民族
 
なのに世界一長寿の民族
欧米の新薬で直らず、東洋医学でけろっと直る病気
いいかげんに白豚の技術ばっかり信用すんのやめろや
 
51 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 22:02:44  
>>36
>医薬品というのは他の産業製品に比べて国ごとに製品をチューンする必要が薄いので
グローバル化が最も進んでいる産業の一つだが、
>どれをとっても新薬を日本で開発する理由がないのだよ。
 
何も分かって無いな。お前。 逆だろ。
医薬品は国ごとに法規制があるので、グローバル化が進んでいない産業。
だから欧米大手に比して小さな日本の製薬企業でも生き残ってきたわけ。
 
最近では臨床試験の結果を、日米欧で相互通用できるようになってきたが、
それまでは各国で開発しないといけなかった。
医薬品というのは原体の化合物だけでなく、情報が付随した商品なんだよ。
 
どう考えても自動車やコンピュータの方がグローバル化が進んでるだろ。
 
54 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 22:05:42  
>>51 何年前の話をしている。
武田、アステラス、エーザイ第一三共
内資トップの売上や利益のうち、ここ数年の海外比率の伸びを知ってて書いてるのか?
もはや日本は相手にしてないのだよ。
インド、日本以外のアジア、もちろん欧米、そういったところに開発拠点を置いている。
 
お前、医薬品における「開発」の語義も判ってないだろう。
 
56 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 22:08:36  
>>54 お前こそ研究と開発の区別がついていないんじゃないのか?
研究はどこの国でやっても同じだが、開発は国ごとに行う必要がある。
 
それに、そういった大手の海外売り上げ比率が5割程度あることが、
日本を相手にしていないことにはならない。
依然として日本市場は米国に次ぐ第二のマーケットだよ。
内資にとっても外資にとっても重要です。 知ったかはやめれ。
 
60 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 22:10:03  
何で弱い人間の遺伝子残すのに必死なんだ  薬学は人類滅亡を助長する学問だな
 
62 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 22:10:24  
保険の絡みで、医者と薬局への絡みが異常だから、
こうやって海外からの参入の防壁となっているのは、結果的に良い事なのだ。
あまり何でも国際基準に合わせると、問題も国際基準スケールになるよ。
薬に関しては「日本参入は難しい、なんとかしろ。」と文句を言われてるぐらいが丁度良い。
 
66 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 22:13:52  
厚生労働省と薬剤会社の癒着の構図も認可がスムーズに行なわれない一端だろうな
 
日本での認可を重視してないため日本人への臨床試験を製薬会社が最初から行なわない
ってなってるのは重大な問題ではある
 
68 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 22:14:22  
アメリカ人とドイツ人の体型はそう大差ないが、日本人は明らかに差がある。
そういうのは関係ないのけ?
 
70 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 22:16:01  
海外の薬は日本人には強すぎる
 
71 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 22:18:08  
>>20 低用量ピルが解禁になっただけでは問題は解決しなかったね。
 
ピルについては世界から10年くらい遅れてるよ。
90年代にはとっくに世界中で発売されてた第3世代の低用量ピルが
日本で正式発売されたのが2005年の話・・・。
 
そのピルはもう海外では流行遅れになってて、その次の第4世代のピルが大人気。
日本でもとっとと発売しろって話だが、その製薬会社の日本支社では
話題を出すこともタブーになってるんだと。
日本で認可してもらうのにはとんでもなく時間と手間がかかるから
あきらめモードになってるらしい。
 
もともと日本では選択できるピルの種類がメチャ少ない。 海外では選び放題なんだけどね。
ピルは人によって合う・合わないの差がすごく激しいから
なるべくたくさんの種類が選べたほうがいい。
 
日本で処方可能なピルを全部試したけど合わないという人は
認可まで待っていられないので、やむなく第4世代ピルを個人輸入代行会社から購入している。
薬事法では1か月分しか購入できないのがお約束だから
まとめ買いすると税関で止められたりするリスクもある。
 
また、ピルを飲むのには定期検査が不可欠だが、
個人輸入を認めてちゃんと定期検査してくれる医者はとても少ない。
こんなヤミ市場みたいなやり方で女性の生活・健康を損ねるなんてアフォな構図だ。
 
73 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 22:20:21  
>>1 人種的に大きな違いからあるから、時間はかかるに決まっているだろ。
化粧品に入っているパラベンとかですら欧米人とは反応が段違いなのに。
人的リソースが不足している事には同意だが、
タミフル等を叩いている状況で何を言っているんだ。
 
79 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 22:30:00  
機構の体制としてはマンパワーが不足しているのは確かだが、
それが承認の遅れている理由ではない
ようは厚労省の役人どもが本気で承認する気になるかどうかだな
やつらは少ししたら移動するので自分の時に決着をつけるのを嫌う、事なかれ主義だから
機構は厚労省から審査結果を出せと指示されれば直ぐに出す事はできるんだけどねぇ
 
82 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 22:39:39  
承認して問題が起きたら生け贄になるのはお役人なわけで、、、
 
91 :ぴこぴこ  :2007/03/27(火) 22:53:49  
小児抗がん剤以外、はっきり言って日本の大手製薬会社の守りが堅すぎる。
ただし、小児抗がん剤は、海外のマニュアルにしたがっているのでたいてい助かる。
 
大人のがんに関しては、日本独自すぎてはっきり言って無駄な副作用と死人が多すぎる。
 
92 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 22:55:27  
>>91 ところが、海外では日本のAHCCが大人気だったりするから不思議だねぇ。
 
97 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 23:17:45  
抗癌剤は進行を遅くするだけの効果しかないわけだが・・・
細胞の癌細胞化を防ぐのと行動を抑制するだけ
 
治ったら本人の治癒能力が強かったってだけ
 
X線治療も癌細胞と一緒に普通の細胞も焼いてるだけ
あとは日焼けとかに強いか弱いか体質に大きく左右される
イレッサの効果も体質に大きく左右される
 
102 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 23:45:36  
安全性を求める高さが逆に新薬が入ってこない障壁となるとは皮肉なものだ
 
104 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 23:56:18  
>>102 少なくとも数年はたたないと、副作用や実効性は確定しないから。
まあいいんではないの。
 
105 :名無しさん@七周年:2007/03/27(火) 23:56:58  
高性能で壊れない日本の工業製品の責任だと言って見たりして。
 
完全に安全で効果抜群なんて薬はこの世には無いんだよ。 安全な薬ほど効かないのが当たり前。
天然成分だから安全♪って騙されて漢方薬。 アヘンだって天然成分だろ。
 
108 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 00:14:48  
日本では人間の命の値段が極端に高いからな。 悪い意味で。
 
114 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 00:26:43  
外国で使用されている特効薬の承認が遅い
→助かったかもしれない人が死んでるのに何してるんだ!!
 
外国で使用されている特効薬の承認が早い
→きちんと調べないからこんなことが起るんだ!!
 
外国で売られている薬が話題になり個人輸入が爆発的に増える。
副作用の発生により死人が出る。
厚生労働省が使用実態の分からない危険な個人輸入を抑制するためスピード承認する。
→こんなに早く承認されてるケースだってあるじゃないか!!
 
いずれにせよ文句言いたいだけらしい。
 
117 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 00:37:22  
>>114 多分、タミフル問題の二の舞三の舞が起きるんだろうなあ…。
 
119 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 00:52:00  
>>117 薬害訴訟なんて同じような構造ばっかり。
 
大量出血の止血にフィブリノゲンが特効薬であることが判明。
従来は死んでいたような大量出血患者に使用する。
→当時から肝炎の感染は知られていた(添付文書にも記載あり)
 
結果。 大量出血で死ななかった患者が肝炎訴訟を起こす。
 
もう一つの選択肢
厚生労働省が大量出血死よりも肝炎の危険性を重く見て使用を全面的に禁止した仮定する。
→使用すれば助かっていたかもしれない患者の遺族が訴訟を起こす
(肝炎に罹ろうがすぐに死ぬわけではない。 治療法が後に確立したかも、などの理由)
 
122 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:02:16  
海外で使われてる抗がん剤は日本では使えません  日本製ですけどねww
問題はそれ以外にも、薬の効果を調べる機械も、えらい古いもので測定してます
結果日本で癌になったら切り刻まれたあげくあの世行き
アメリカでは癌はほとんど切りません(種類にもよりますが)
薬で治療しますこれは前にNHKの特番でもやってましたね
私の知り合いは医者にバナナばかり食わされるといってました  抗癌作用があるそうです
 
123 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:04:53  
>>119 薬害エイズの被害者には悪いが、HBVHIVにならなかっただけでも救いだと思うのがね…。
それに、処理技術も確立できていなくて1994年まで血液製剤起因のC型肝炎はあったんだよね。
 
つか、薬害エイズにしてもあの段階で海外製の加熱製剤承認したとしても
供給ができなくなるのは目に見えるのだがね。
海外では非加熱製剤禁止になって加熱製剤用のプラントも足りなくなって、
本国の供給もしばらくギリギリだったと思うし。
(もっとも、トラベノールは加熱製剤の導入を厚生省に要求していたが)
当時の国内の血液製剤のシェアの半分以上を占めているミドリ十字が導入できない以上
大パニックが起こるのは必至だったと思う。
それに、酷い血友病患者は加熱だろうが非加熱だろうが使ってるとも思うし。
 
124 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:05:46  
新薬の承認が遅い事を本気で改善しようと思うなら
厚生労働省を改善するだけでは大きくは変わらない。
 
治験を行う施設を改善しなければ無理。
保険証が無くて29人死亡(個人的には自業自得と思うが)
なんて馬鹿ニュースが出るくらいなんだから
治療費無料の治験専門病院を作ったって構わない社会構造が成立しつつある。
 
>>122 抗がん剤は限られた種類の癌を除き、癌を治す薬では無いぞ。
抗がん剤で完治するのは数限られた種類の癌で、
その種のがん患者の極一部が完治するといった程度にしか効かん。
 
主な目的は「あと何年生きられるか」という事。
 
128 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:09:53  
>122 アメリカ行けばいいジャン。 糞のように医療費が高いけどな。
 
それに抗ガン剤の投与=人柱だからな。 抗ガン剤ではガンが完治することはない。
ガン患者を実験動物にして医療は進化していく。
 
131 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:11:54  
厚労省は、米国FDAの判断を、そのまま追認すればよろしい。
それならば、現在の陣容より少ない人数で十分。
そして、現実問題、何の支障も無く、新薬は米国と同時に認可される(当然だが)。
 
134 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:15:19  
日本だって迅速に承認してくれるよ  出すもの出せば
 
135 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:15:51  
外科医は増える。 製薬献金も増える。 この図式が変わらぬ限り、夢物語のような話しは…
 
137 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:16:46  
血液に関わらず、生命に関わる部分は海外に頼りすぎると問題が必ず起る。
だからこそ日本オリジンの薬は絶対に必要。
しかし現状じゃ外資に大きく溝をあけられたままであろう。
 
例えばアメリカで大凶作になると大豆などは日本向けが真っ先に供給停止になる。
血液製剤(主にアルブミン)も過去に何度か同様の事が発生してる。
血液に関しては自給なんて夢のまた夢だろうけどね。
献血人口は減る一方だ。 使用量はかなり減。 見かけ上自給率が上がっているだけ。
 
本国で問題が起れば本国の供給を最優先するのは国としても企業としても当然の行為。
 
138 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:17:15  
>>122 >アメリカでは癌はほとんど切りません(種類にもよりますが)
どっからこんな毒電波受けたの??
 
まあ、アメリカには金が無くて「切れない」患者も多いけどね。
そういう患者は抗癌剤も使えない。 高いから。
 
139 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:18:28  
医者「この抗がん剤を使用すれば、5年生存率が有意に改善しますよ
    (お前に効くかどうかは分からないけどな、でも副作用は必発だけどな)」
 
141 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:24:39  
ま、こんなのは一長一短なんだろうがな。
欧米じゃ「試しに使ってみようぜ」みたいな風潮が非常に蔓延している。
 
142 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:27:09  
血液製剤で思い出したのだが、遺伝子組み換えアルブミンってあるんだよ。
あれさ、旧ミドリ十字が結構頑張ってて世界で初めて開発したのさ。
で、今上市されている遺伝子組み換えアルブミンは旧ミドリじゃなくて
ノボザイム(ノボ・ノルディスク)社製品。 何だかなあ…薬害事件で潰すのは勿体無さすぎだ。
 
>>137 一度バイエルでも同じような事が起きたな。 その時は赤十字が何とかしたみたいだが。
てか、血液事業は目ぼしい内資系民間企業は日本製薬除いてみんな撤退しちゃったな。
ZLBベーリング、ノボ・ノルディスク、バイエル、バクスター、みんな外資だよ。
 
144 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:35:31  
>>142 それこそ厚生労働省が承認渋ってるだけかと。 申請から一体何年掛かってるんだか・・・
 
バイエルだかバクスターだか忘れたけど、外資アルブミンの供給停止した時は
うちには旧ミドリが供給してたよ。 
皮肉な話だけど、不買運動なんかの影響で余剰が有ったらしい。
 
145 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:36:24  
日本の認可が早かったときはろくな事が無い。  サリドマイドイレッサ・・・
 
146 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:40:50  
>>144 ま、無くなるのが薬だけなら良いけどね。
危機的な状況では、薬以前に、食料とかエネルギーとか、
もっと緊急性の高いものが、さっさと無くなるだろうな。
「○△安保」論者が滑稽な点は、当にそこに存する。
 
148 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:42:01  
>>144 今考えるとミドリも結構優秀な製薬会社だったとさえ思える。
いつもの事だが、相変わらず承認通す気配ないね。
まあ、旧ミドリも多分血液事業に関しては完全にやる気無くしてるとは思うが。
遺伝子組み換えアルブミンも97年FDAに承認申請はしたが、進捗があんまり芳しくないみたいだし。
 
150 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:46:57  
草でも食め
 
なんのための自然だ
 
151 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 01:50:27  
>>146 これだけ繁栄した国でも、その気になればオイル一つで首絞められますからw
 
>>148 旧731の・・・なんて話が良く出るけど、言い換えればエリートって事なのかな。
731って聞こえは最悪だろうけどね。
 
ミドリの人から聞いた話。
フリーズドライって技術開発はミドリなんですよね」 特許は取ってなかったらしい。
 
158 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 02:10:45  
ドラッグラグを解消?
どうせ浜6浪がしゃしゃり出てきて、あれも禁止!これも禁止!と騒ぎまくる。
彼らにとって新薬は無くてはならないもの。 無くなったら騒げなくなる。
 
163 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 02:24:57  
無理無理  マスコミも厚労省の上のほうも無責任だから
マスコミはタミフルイレッサのように副作用数だけ見て、分母は無視するし
役人も下が知識あっても、上は無知の上に責任回避でどうしようもない
 
186 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 04:29:34  
漢方や鍼灸がメインストリームに出てくるから問題なし。
ガンになってから治療をはじめるのは大変なの当たり前で、
ガンにならないように予防するにはというところに最終的に帰結する。
でないと金ばっかかかって、医者も看護師も苦労するばっかで
患者がいくらでも生まれてキリない。
 
新薬を認可するより、いかに病を予防するかを国はもっとやれ。
一週間に一度でも鍼やっておけば、大きな病を防げる。
薬は金がかかるけど、鍼そのものだと500円くらいしかかからん。
 
187 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 04:42:15  
万人にあう薬なんてない。 西洋のやり方だと絶対あわないという人が出てくる。
 
人それぞれ体の状態違う。
その人の体質にあわせた薬の種類と量を出さなきゃ治らないし、
それがあっていなければ、なんの効果もなかったり害が出たりする。
人によって効いた、効かないというのがあるのはそのせい。
 
人それぞれ体の状態が違うのを大雑把にしか見ないで万人に同じ薬出すから、事故がおきる。
 
188 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 05:55:33  
欧米で許可されてるから安心って考えがそもそも危険だからな
日本で言う安心と欧米での安心ってちょっと違う
 
欧米のドラッグストアで普通に売ってても日本では医師の処方箋が必要だったりするが
それがめんどうor受診しても処方してくれないと個人輸入代行で安心
とかやっちまう人達はまあなんかあっても自業自得だけどな
自分の親類でもサプリ感覚で飲んでたりするから怖いよなあ
 
193 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 07:38:48  
添加物とかも日本は?だしな…
アトピーや肌荒れ、皮膚がんの最大の原因と欧米では騒がれてる洗剤に含まれてる増白剤なんか
米では禁止にしてんのに日本じゃ入りまくりだし。
日本でも液体洗剤や一部の粉系の洗剤、ブルーダイヤなどには入って無いけど。
 
194 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 07:40:46  
しょうじき一番効く薬は
「普段ぜんぜん薬を飲まないで、ほんとうにやばくなったら飲む」これが最強、成分とか関係ない。 
毎日薬飲んでたら効果は0に近くなる、どんな薬でも。
 
196 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 07:44:17  
胃潰瘍やがんの原因のピロリ菌駆除も日本では最近まで保険効かなかったよな…
胃関係は製薬会社や病院にとってドル箱だから簡単に治ったらたまらんと聞いたし…
日本医師会や製薬会社の政治力は以前は膨大で絶大だったし
 
203 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 08:10:20  
医者も使う薬はメーカーの接待とかで決めてるからね  MRとかそういう制度なくせよ
 
204 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 08:12:55  
米では癌による死亡率が確実に減っていると統計が出たけど
こんな状態では日本ではまだまだなんだろうなあ
 
206 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 08:16:44  
FDAはすぐに認可して死者がでてから禁止にするので有名。
 
207 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 08:18:10  
>>196 結局かかる医療保険が莫大になったもんで認可したんだよな
 
213 :名無しさん@七周年:2007/03/28(水) 08:39:06  
これ薬を売りたい方の話だけの記事だろ・・・ 全部真に受けたらいかんよ